マジカルナンバー・セブン

人間が一度に覚えられることって限度がありますよね？
円周率など永遠に読み上げることができる人もいますがそれは「長期記憶」で、コツを見つけて何度も覚え定着させているからです。
「さっき言ってた番号って、何だっけ？」と聞いてしまうのは、その情報が短期記憶でせいぜい30秒〜数分しか脳にとどめておけないからです。

マジカルナンバー・セブン

電話番号も、番号をかけることはできますが番号に意味がないので、かけ終わったとたん忘れてしまいます。
でも、会社や自宅、よくかける取引先の番号は何度も何度もかけているので長期記憶として脳に定着して、覚えているはずです。

長期記憶は、海馬が取捨選択して作られます。
短期記憶は海馬を介さず、前頭葉で一時的に記憶されているだけなので順次消えるのです。

パソコンに例えると、情報処理をする際ハードディスクの本体メモリーのところまで毎回、読みに行く情報が、「長期記憶」。
現在働いているソフトが、高速処理で内部メモリーとやりとりをし、一時的に蓄えている情報が「短期記憶」です。

パソコンと違うのは人間の短期記憶は同時に7つのことしか意識できないということ。
これを「マジカルナンバー・セブン」と言います。
1週間（月火水木金土日）、１オクターブ（ドレミファソラシ）スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」もマジカルナンバー・セブンを意識していますよね。
数分、前頭葉で記憶できる情報は、7つまで。
これを知っていれば、メモを持たずとっさに聞いた電話番号を覚えたい時も使うことができますね！

03-○○○○-○○○○
090-○○○○-○○○○

4つの○○○○　を2箇所覚えれば短期記憶として一時的にストックできるのです。
8つまとめて覚えるより、簡単に覚えられ気がしませんか？

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです！