重要だけど緊急ではないこと
ベストセラー「7つの習慣」の中で、スティーブン・R・コヴィー博士は人間の活動を「重要度」と「緊急度」という2つの軸から4つの領域に分けています。
例えば、仕事でクタクタに疲れた会社員は帰宅後、ひまつぶしの遊びをしたりテレビを観ることが多いでしょう。
たまったストレスや疲れを解放するため「緊急でも重要でもないこと(第4領域)」に時間を費やすはずです。
重要だけど緊急ではないこと
一般に会社員は、緊急かどうかを優先させられるため次の2つがで活動が占められています。
「重要で緊急なこと(第1領域)」締め切りがある仕事やクレーム処理、病気や事故への対応など。
「緊急だけど重要ではないこと(第3領域)」日常の会議への出席、多くの電話対応。
でも、ここで立ち止まって考えてほしいのです。
人生で最も重要なのは「重要だけど緊急ではないこと(第2領域)」なのですよね。
最も重要なことですが後回しにしても、誰からも文句を言われません。
自分だけ我慢すれば良いことなので意識して時間を作らないと永遠に実行できないことでもあります。
重要なことなのに、できないで終わってしまうのはもったいないですよね。
「重要だけど緊急ではないこと(第2領域)」にはこんな事柄が挙げられます。
●人間関係づくり
●健康維持
●準備や計画
●リーダーシップ
●真のレクリエーション
●勉強や自己啓発
●品質の改善
●エンパワーメント(能力開発)
「重要で緊急なこと(第1領域)」を優先し目前の仕事で精一杯では仕事のレベルやクオリティの成長は望めません。
「重要だけど緊急ではないこと(第2領域)」を日々意識して行うと、仕事や生活のレベルが圧倒的に上がります。
まずは自分の活動を4つの領域に分け「重要だけど緊急ではないこと(第2領域)」をリストアップし少しずつ進めてみましょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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