固定概念は生活に不可欠!?
私たちは、あらゆることに対して固定概念を持っています。
“中国人はマナーが悪い”“ゆとり世代に仕事を教えるのは難しい”“男は外で働き、女は家を守るものだ”頭から離れず、思考を拘束してしまいがちですよね。
そんな固定概念など、持たない方が良いと思われがちですが、実は、これらの固定概念の形成は脳にとって必要なことなのです。
固定概念は生活に不可欠!?
脳には、「情報処理機能」という大切な機能があります。
外からどんどん入ってくる大量の情報をいかに早く処理するかが重要で固定概念はその助けをしているのです。
あなたの目の前に、グラスに入った水が置いてあるとしましょう。
透明で、液体であることから「水だ、水だ」と数秒で片付けることができます。
しかし固定概念がないと水を見ても、瞬時に片付けることができず感動したり、考え込んだり、悩み込んでしまうこともあるでしょう。
目に留まるもの全てにこんな反応をしていたら時間がいくらあっても足りませんよね。
仕事をしたくても、一向にはかどらなくなってしまいます。
「水だ」と瞬時に処理することで顕在意識に上らせないようになっており、脳科学ではこのような理由から固定概念が生まれたと考えられています。
固定概念により、私たちの生活はよりシンプルに、かつ容易になっているのですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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