セレンディピティが起きるとき
ペニシリンはセレンディピティから生まれたことご存知ですか?
イギリスの細菌学者でブドウ球菌の研究をしていたアレクサンダー・フレミング氏は、実験用の細菌の培養器の中に青カビを見つけました。
普通なら、実験には使えない青カビを捨ててしまうでしょう。
ところが、フレミングは、青カビの周りで細菌が繁殖していないことに気づき病原菌を退治する抗生物質「ペニシリン」を抽出するに至ったのです。
セレンディピティが起きるとき
青カビの発生は偶然でもそこから大きな発見に至ったセレンディピティ。
何かを探している時、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力や才能をセレンディピティと言いますが、こうした偶然のチャンスは、私たちの周りにも広がっているものです。
ただ、そのチャンスに気づけないだけです。
見落としたり、聞き落としたりしてしまうような情報をアンテナを張り巡らせて、敏感にキャッチできるのは明確な目的を持っている場合のみです。
明確なものを持っていると無意識のうちに体が動いたり、目が輝いて情報を敏感にキャッチするようになります。
漠然とした夢や目標では目の前のチャンスが来ても気づくことができません。
セレンディピティが起こるのはアンテナがキャッチしやすいようになっている時だけなのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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