簡単に売上が上がる「48分割法」
アイデアを開発するには色々な方法がありますよね。
【中井塾】でお勧めしているアイデア開発方法の一つに「売上48分割法」という細分化法があります。
これは、友人で経営コンサルタントの村松達夫先生から教えていただいた方法で顧客先やクライアントにも指導しているものです。
簡単に説明すると、売上を基本的に構成している「客単価」 X 「客数」の2つを48に細分化して考えるというものです。
簡単に売上が上がる「48分割法」
売上=「客単価」 X 「客数」。
この「客単価」と「客数」を細分化していくと
「客単価」=「単品価格」 X 「購買個数」
「客数」=「既存顧客」 + 「新規顧客」となります。
さらに「単品価格」や「購買個数」を細分化すると「単品価格」を上げる代表的な方法として「値上げ」や「高額シフト」が挙げられます。
「購買個数」を上げる具体的な方法としては「まとめ売り」や「セット販売」が考えられます。
このように細分化を続けると、全部で48個の売上を伸ばすアイデアが出てくるのです。
売上は足し算ではなく、掛け算です。
よって48個のアイデアが出ればその効果を2重効果で享受できることになります。
経営者として、社員やスタッフに「売上を上げる方法を何か考えてよ」という指示を出すことがあるかもしれません。
でもこれでは漠然としすぎて社員もどのように考えれば良いか分からないものです。
細分化して
Aさんには、「客単価を上げる方法を考えて欲しい」
Bさんには、「客数を上げる方法を考えて欲しい」
さらには
Aさんに、「単品価格を上げる方法」と「購買個数を上げる方法を」を考えて欲しいと指示を出し、Bさんに、「既存顧客にたくさん来てもらえる企画」と「新規顧客にたくさん来てもらえる方法」を考えてもらう指示を出す方がAさん、Bさん共に、仕事がしやすくなるものです。
「売上48分割法」は、指示する側、指示される側の両者に有効な方法なのですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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