100回やっても経験値とは言えないワケ
あるプロ・カメラマンがこんなことを言っていました。
写真を撮る場合に限らず、100回の練習をして100の経験値を積むことができるかどうかは「正しい方法」を「正しい順番」で練習しているか?
ということが重要だ。
つまり、基礎知識が無い状態で100回練習したとしても、経験が100あるということがいえないのです。
100回練習したことで、全く上達しないということにはなりませんが「正しい方法」を「正しい順番」で学ぶことに比べると大幅に経験値は低くなるということです。
基礎知識がない状態で何度繰り返しても物事を達成することができないということなのでしょう。
人間の脳に入る情報は海馬で約24時間保持されてその間に、記憶に残すか削除するかどうかが決められます。
海馬が残すと決めた情報は後頭部にある側頭葉に送られ永久的に記憶として残ります。
海馬は一定期間に前頭葉から入ってきた情報を重要な情報だとみなし側頭葉に送る事を繰り返すので繰り返してインプットすることが記憶につながることになります。
但し、海馬にインプットする情報の順番が本来あるべき順番ではない場合記憶される情報の順番も狂い、成果が半減してしまうのも事実です。
ある意味、人間の脳は半手動である、といえます。
海馬にインプットされる情報の順番が伴わないとアウトプットも伴わないのです。
100回やっても経験値とは言えないワケ
そのため、まずは「正しい方法」を知りそれを「正しい順番」通りに、脳に繰り返し「継続」してインプットすることを心がけましょう。
順番を間違えると効果は「ゼロ」ですが「正しい方法」を「正しい順番」で行うと、効果は100になります。
カメラマンが、100の経験があるとカウントできるのは、「正しい方法」を「正しい順番」で行った100回の練習のみです。
それは最短で上達する唯一の方法でもあるのです。
それでは、今日も、充実した1日をお過ごしください!
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