睡眠が記憶力を促進する根拠
睡眠をとると記憶力が増すといいますがその根拠となる話を一つしましょう。
海馬には、自分がいる場所に対して反応する神経細胞があります。
場所Aに対しては、神経細胞Aが反応し、場所Bに対しては、神経細胞Bが反応するといった具合です。
睡眠が記憶力を促進する根拠
ネズミを使った実験でも海馬の活動をモニターするとネズミが今、どこにいるか言い当てることができるそうです。
ネズミを迷路の中、場所A → 場所B → 場所C → 場所Dと移動させ、飼育室に戻して休ませると睡眠中に海馬で、場所に対応する連鎖反応が起こります。
神経細胞A → 神経細胞B →神経細胞C → 神経細胞Dが反応するという具体です。
そして、この記憶は、実際の数十倍で早送り再生されます。
人はよく、睡眠をとると、覚えたことが消えてしまうのではないかという懸念を持ちます。
しかし、このネズミの実験から睡眠中に記憶が早送り再生され記憶力がより改善されるというのが裏付けられたのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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