「マンネリ化」は脳の敵
初給料がいかに嬉しかったか、月給がいかに当たり前になり減給がいかに悲しくなるか想像に難くありませんよね。
何年も同じ会社で勤務し続けている会社員は、会社に行けば当然のように月給がもらえるという思考になりがちです。
マンネリ化、当たり前と捉える脳の仕組みには何が隠れているのでしょうか?
そこには「ドーパミンニューロン」と呼ばれる神経細胞の働きが関係しています。
「マンネリ化」は脳の敵
ある研究で、サルに餌を与える直前に光の合図を出す実験をしました。
するとサルは、すぐに餌がもらえる合図だと気づきますが一旦、合図の意味を知ってしまうと合図が出て餌をもらってもドーパミンニューロンが反応しなくなるのです。
少し意地悪をし、合図を出しても餌を与えないようにすると神経細胞の活動量が減少します。
つまり、サルは、最初は合図後に餌がもらえることを喜びますがだんだん合図があり、餌がもらえることを当然だと思い餌がもらえなくなると、がっかりするのです。
会社からもらえる初給料、月給、減給に対する人間の反応と同じですよね。
ドーパミンニューロンは、集中力ややる気を維持する重要な働きをしています。
不安、マンネリ、無気力は、脳の敵です。
いかに新鮮な気持ちを持ち続けドーパミンニューロンを反応させられるかが脳の活性化につながります。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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