脳の出来・不出来を決定しているもの
頭の切れる人、切れない人。記憶力の良い人、悪い人。
私たちは日常的に人と接しながら能力の差を感じることがありますよね。
自分ももっと頭が切れれば良いのに記憶力が良くなれば良いのにと思うこともあるはずです。
では一体何が脳の出来、不出来を決定しているのでしょうか?
脳の出来・不出来を決定しているもの
アメリカの心理学者メイツェル博士は知能に、個々の「行動性」や「体験」は無関係であると結論づけています。
むしろ、知能の高さには、「好奇心」や「注意力」が重要なファクターになっているというのです。
細かく言うと、記憶を司る「海馬」の神経細胞の働きが集中力に強く左右される、ということです。
例えば、初めて訪れた場所で、周囲の風景により注意を向けている人の海馬の神経は注意を向けない人の海馬より激しく活動しその活動パターンがより長く海馬に定着します。
強く刻まれたパターンは思い出すことも容易になるのです。
「好奇心」と「注意力」により海馬の神経細胞の激しい活動を促され、定着しやすく、思い出しやすい記憶を生み出していたのですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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