自分という聞き手が理解していれば良し
ある小説家がこんなことを言っていました。
「小説家としての自分は、自分の書いた小説の一番のファンなのです」
小説家は、書き手である自分が読者でもあります。
自分に対してだから自由に書くことができる、というより、自分を楽しませるために書いているのです。
自分という聞き手が理解していれば良し
小説家に限らず、他人を意識すると、変にプレッシャーを感じたりつまらない心配や邪念にとりつかれることがあります。
邪念にとりつかれている時ほど良い作品は生まれませんよね。
そもそも緊張は、他人を意識することから生じます。
人間は、全ての人間に好かれたい、理解されたい、応援されたいと思う生き物です。
しかし、それが自意識過剰につながり緊張する原因になるのです。
大勢の人の前でセミナーをすると全員に理解してもらおうとプレッシャーを感じてしまうことがあるでしょう。
誰かが途中で退席したり、あくびをしたり退屈そうにしていると、迷いが生まれるかもしれません。
でも、あなたのことを全ての人間が理解してくれることはありません。
その中の一人か二人に理解してもらえれば良し、且つ、自分という聞き手が理解していれば良しとする考え方も大切です。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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