変われないのは変わりたくないから・・・
「私は本当に変わりたいのですが●●のせいで変われないんです」と言う人がいます。
変われない理由を、人のせいにしたり環境のせいにしたりするパターンです。
あなたも過去に一度くらいは、こんな言い訳をしたことがあるのではないでしょうか?
変われないのは変わりたくないから・・・
でもそれはごく自然なことで、多くの人は自分の変化を阻害しているものがあり、それを顕在意識で認識し、その後潜在意識が納得していると思っています。
阻害している客観的な意識が先にあって「だから自分は変われないんだ」と納得しているのです。
周りの人間が反対するから〜
忙しくて時間がないから〜
資金があまりないから〜
目の前に繰り広げられるさまざまな現実を阻害理由として挙げますが、果たして本当の理由はそこにあるのでしょうか??
実際は真逆のことが起きています。
目の前の出来事は、潜在意識の意志を受けて顕在意識が変わらなくてもいいという合理的な理由をすり替えたものにすぎません。
人は潜在意識では変化したくないと思っているため、すり替えられた理由に納得し、「そうか、変われなかったのは、●●のせいだったのか!」と腑に落ちているだけなのです。
脳は、安定化指向という特徴があるため、変化の幅が大きいと変わりたくないと判断します。
また、過去に変化を試みた際に、痛い目や辛い目にあったトラウマがあるとトラウマを避けようと変化を拒むのです。
この2つのいずれか、あるいは両方の理由で潜在意識が「変わりたくない」という意思決定をしています。
変わりたくないとする自分の本当の理由を知りたい時には次の言葉を声に出して言ってみましょう。
「自分は自分の意志で変わりたくない!」
感情を込めて声に出して言ってみると、その気持ちから、自分が変わりたくない理由にハッと気づくと思いますよ。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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