ポジティブシンキングに科学的な証拠はあるの?
不幸な経験をした時「明るい顔をしよう」「明るい希望を持とう」と言われたことありませんか?
明るい顔をしてみたら本当に気分は変わりましたか?
人間の感情をつくるのは実際の状況ではなくその状況の捉え方にあります。
恐怖や不安など否定的な感情は脳の扁桃体という部位が司り、苦しみやネガティブなことを想像するだけでその部位は活発になります。
ポジティブシンキングに科学的な証拠はあるの?
しかし、ポジティブな捉え方をすると扁桃体ではなく、前頭皮質の一部が活発になるのです。
例えば、教会の外で泣いている女性を見た時親しい人の葬式に出たのだと考えると扁桃体が一気に活発化し、悲しい気分になります。
その悲しい気分を一掃して、女性は親友の結婚式に出て喜びの涙を流しているのだと捉えると扁桃体の働きは穏やかになり前頭葉が活発になるのです。
このように人の感情にかかわる脳の活動は本人の捉え方、解釈の仕方次第で変わるのです。
扁桃体の活動が増えることは脳にとって余分な作業を増やすこと。
人生の悪い面や悪い出来事ばかりを考えていると扁桃体が活動し、否定的な感情を制御することが難しくなってしまいます。
苦しく辛い状況に直面したらネガティブな解釈をポジティブに変えて否定的な感情を減らすようにしましょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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