非認知スキルが問われる時代
「日本の教育方法は暗記が中心で試験のために必死で暗記するが試験が終わると同時に記憶が消えてしまう」とう内容の記事を、先日、目にしました。
確かに日本の教育は欧米とは異なり個人で考えたり、個人の意見をぶつけ合い議論したりする思考型の教育は行っていません。
授業中は静かに背筋を伸ばしておとなしく座っている授業が良い教育とされる傾向があります。
しかし、これから訪れるのはAIが人間に取って代わる時代です。
非認知スキルが問われる時代
これまでのように、能力をIQや偏差値で測り認知できるスキルが必要とされる時代ではなく“非認知スキルが問われる時代”がやってきます。
今後は人間にしかできない独創性、共感する力、主体性、根気強さ、自信といった非認知スキルを養っていく必要が出てくるでしょう。
一般的に、丸暗記は応用の効かない記憶方法の1つです。
丸暗記だけでは、どのようなことが起きるのかを見てみると・・・
丸暗記で覚えた記憶は脳神経ネットワークの中で有機的なつながりを持たないため他の視点から、丸暗記した記憶にたどり着くことがありません。
丸暗記した記憶は曖昧になりやすくケアレスミスの原因になり忘れるのも早くなります。
学生が試験のために必死で暗記しても試験が終わると同時に消えてしまったと感じるのは有機的なつながりのない曖昧な記憶であるからに他なりません。
これからは理論や思考につながる非認知スキルを伸ばす方法も必要になりそうですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
- PREV
- カフェインは思考を高める?
- NEXT
- 経営理念の3つのパートを押さえる