努力しなくても記憶力は高まる!
こんな話を聞いたことがありませんか?
「数学などの科目は、時間をとってまとめて勉強するのが良い。英語は、毎日少しずつ勉強するのが良い」。
論理性の高いものは一気に習得するのが良く、知識を丸ごと覚えるものは詰め込まずに徐々に覚えるのが良い、というものです。
努力しなくても記憶力は高まる!
実際、これは事実です。
脳は情報をつないだり切り離したりして記憶を再現しているので似たような情報が結合されてすり替わることがあります。
論理性の高いものは一気に覚え、知識を丸覚えするものは一気に詰め込まず、時間を十分にあけることが大事です。
例えば、学習時間を6時間以上あけると似た情報でも、情報のすり替わりが起こり難くなるといいます。
また、記憶と記憶の間につながりがないものは忘れやすいため、知識の丸覚えや丸暗記は記憶の定着には結びつかないのですよね。
もう一つ、記憶には学習する努力も大切ですが寝ている間に起きる「レミニセンス効果」も利用すると良いのです。
あまり努力せずに記憶力を高めたければ寝る直前にその情報を脳にインプットしましょう。
寝る何時間も前より、寝る直前にインプットした方が睡眠中に再生され、記憶力につながるのです。
寝る前は、テレビを観るより本や論文、英会話講座を聞くなどできるだけ仕事や勉強に必要な情報を睡眠直前に仕入れるようにすることで脳が情報を自動的に強化してくれます。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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