1秒に1個消滅する神経細胞。でも、、、
あなたの個性を表す言葉を、10個思い浮かべることができますか?
・優しい
・魅力的
・明るい
・笑顔がすてき
・寛容
・愛情深い
・勤勉
・礼儀正しい
・謙虚
・楽観的
・協力的
ここにあげた言葉は、私が人からよく言われる私自身の個性を表わす言葉のほんの一部です。(笑)
個性とは、他人とは違う、その人にしかない性格、性質のことであり、個人が有する特徴でありこのように書き出してみると10人いれば、十人十色の個性があります。
また、個性を表す言葉も、大きく2つの要素に分けることができます。
1つは、人の背格好のような有形の要素。
もう1つは、人それぞれ特有のモノの見方や考え方、感情表現、表情やしぐさなどの、無形の要素です。
人の個性とは、所謂、このような有形の要素と無形の要素が絡み合ってできているとみるころができます。
1秒に1個消滅する神経細胞。でも、、、
でも、、、なぜ人に個性があるのだと思いますか???
実はその正体は、脳の神経細胞(ニューロン)にあると脳科学では考えられているのです。
人間の脳には、約1000億個もの神経細胞があります。
そして、脳の構造や神経細胞の並び方には基本的に個人差はないと言われているのです。
ただ、個人の神経細胞の「数」が生涯を通じて変化していくのです。
そもそも、生まれた時に約1000億個もある人の神経細胞は、その生まれた時が一番多く大人になるに従い、減少していきます。
その減少するスピードは、なんと1日に数万個で、1秒に1個死んでいる計算になります。
そのため、脳の重さは、生まれてから死ぬまでに約5%も減ってしまうのです。。。
また、神経細胞は減ることはあっても増えることはないのです。
つまり神経細胞には増殖機能がないのですね。
なぜ毎秒1個死んで、減少の一途をたどっているのに減った分を補う機能がないの?と思われますよね。
実は、その理由が人の個性に関連しており次のように考えられています。
神経細胞が増殖しないのは脳の個性を保ち続ける必要があるからである
もし、古い神経細胞が新しい神経細胞へと次々に入れ替わってしまったら、恐らく人間の性格や行動すべてが変わってしまうでしょう。
それを防ぐために、脳は神経細胞を毎秒失いながらも、増やすことなくこれまで作り上げてきた記憶を維持しているのです。
人に個性があるのは、脳の神経細胞のお陰。
今この瞬間にも、1個ずつ消滅している脳の神経細胞。。。
それにもかかわらず、昨日までの性格、個性、記憶が保たれていることに感謝しつつ今日も、あなたの個性を出してがんばっていきましょう。
今日も、充実した1日をお過ごしください!
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