母国語と外国語の境目
小さな子供はすぐに言葉を覚えてしまいますよね。
周りの人が話している言葉やテレビで聞いた言葉、海外に連れていけば現地の人間が話している言葉をすぐに覚えてしまいます。
それは脳の言語野が6歳までに急速に発達するためです。
母国語と外国語の境目
言語野には言葉を聞き分ける「感覚性言語野」と言葉を話す機能を持つ「運動性言語野」がありこれらが6歳までに左脳に作られます。
言語野が急速に発達する時期はいくらでも新しい国の言語が覚えられるのです。
英語と日本語の両方をマスターしたバイリンガルの子供の脳内では2つの言語が対等に組み上げられていき、同様に3ヶ国語以上操る子も言語が対等に組み上げられていくため大人になっても母国語として話すことができるのです。
ただし6歳を過ぎると言語野が完成し覚える言葉は母国語ではなく外国語になります。
右脳と左脳をつなぐ脳梁も6歳頃にほぼ完成されるため脳梁が出来上がり右脳と左脳の機能がはっきり分かれるまでが母国語として習得できるか外国語として習得するかの境目となるのでしょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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