夢は、かじりかけのリンゴ
ビジネスに失敗をして大損した、などという話は日常よく聞く話ですし、他人事ではなく私達もよく経験することですよね。
また、失敗して痛い目に逢ってもめげずに立ち上がり、繰り返し挑戦し続けてついに大成功を収めたという話もよく耳にします。
ビジネスでは、そのような話は、大小の違いはあっても少なからず誰もが経験している話であると言えそうです。
世界最大のスーパーマーケットチェーンであるアメリカのウォルマート、その創設者、故サム・ウォルトンも一度失敗しても再チャレンジして成功した一人です。
小さな雑貨店を、5年間でかなりの規模に成長させましたが、その後ウォルトンは、家主から追い出され築いたものをすべて失います。
しかし、彼は別の場所を見つけて新しい店を出し、新しい発想さえ生み出したのです。
それは、セルフサービスという従来になかった方法でした。
ウォルトンも、すべてを失うという経験したことでめげずに再挑戦して成功した一人ですがこのように人が再挑戦できる理由が実は脳に隠されているのです。
夢は、かじりかけのリンゴ
実は、脳が一番さえているのは、成功率が5割のときだといわれています。
また、結果が不確実なときこそ、脳の成功に対する意欲は増すのだそうです。
その秘密は、やる気のホルモン、ドーパミンの分泌にあります。
成功するかどうか分からないという不確実さの中もしかしたら成功するかもしれないという期待を持つことで脳のドーパミンが分泌されるといわれています。
つまり
結果が不確実なときほど、意欲が持続する
なぜ、失敗しても成功めがけて頑張れるのかというと次回は成功するかもしれないという、希望、期待、夢が半分あるからなのですね。
余談ですが、私の尊敬する闘将 星野仙一監督も「夢は、かじりかけのリンゴが一番いい」とおっしゃっています。ウォルトを含め、私達が、失敗しても懲りずに再挑戦できたのはこのような脳の仕組みと、ドーパミン分泌のお陰だったのです。
失敗しても、大きな成功が待っているかもしれない不確実な希望をもって、ドーパミンをエネルギーに再挑戦を続けていきましょう。
それを繰り返していると、徐々に成功は近づいてきますよ。
では午後からも頑張っていきましょう!
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