好き嫌いは状況で変わるもの
「何度も見かけたものは好きになりがち」
これはCMなどで起用されているルールですよね。
俳優さんやタレントさんの好感度調査をするとテレビのCMへの出演回数が多かったりドラマによく出てくる人の好感度が上位に入ったりします。
人は、よく見かけるものに親近感を持つということですね。
好き嫌いは状況で変わるもの
脳の癖から見るとなんども見ると言う反復提示によって「好みが操作される」と言えるのです。
その一方で、はっきりとした理由がないまま周りの状況から好きになったり嫌いになったりもします。
例えば、アンケートでヘッドフォンを好きか嫌いか評価をしてもらいその時に使ったペンの好みを後日評価してもらうとヘッドフォンを高評価した人はその時に使ったペンを「好みだ」と答えヘッドフォンに低い評価を下した人はその時に使ったペンまでも嫌いだと評価したのです。
天気も同じで、「人生に楽観的か、悲観的か?」というアンケートを「晴天の日」と「雨の日」にとると晴天の日にとった方が楽観的な答えが返ってきます。
俳優やタレントも、はっきりとした理由がわからないまま自分の街に来てくれたりフレンドリーに接してくれたというだけで好感度を抱くものです。
好き嫌いに関する人の意見というのは状況によって大いに変わってくるものなのですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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