2番手価格の商品が選ばれる
いきなりですが問題です。
次の商品のうち被験者が選ぶものはどれでしょう?
問題A
①フル装備のカメラ
②フル装備ではないカメラ
問題B
①フル装備のカメラ (中価格)
②フル装備ではないカメラ (低価格)
③高性能のカメラ (高価格)
2番手価格の商品が選ばれる
問題Aでは、被験者の選択は半々に分かれました。
問題Bでは、価格が2番目の①フル装備のカメラを選んだ被験者が一番多くなりました。
高性能で高価なカメラを加えたことで、①フル装備のカメラを最も合理的で妥協できる選択肢だと判断したのです。
すでにある程度の性能を備え売上も安定している商品がある場合は、それよりも高価格で高性能の商品をラインナップに加えることで、既存の商品の売上をさらに伸ばすことができます。
もしも、後から加えた高価格で高性能の商品が支持され、既存商品よりも売上が伸びたら、それを超えるモデルを投入することで高価格・高性能商品の売上を伸ばすことができるでしょう。
人は購入する際に常に他の商品と比較検討しており、中間のものを選ぶ傾向にあるのです。
さらに大事なことは、選択肢を多くしすぎないこと。
選択肢が多すぎると人は選択に迷い購入に至らないため売上が減少します。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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