神経細胞を10分おきに3回刺激すると
地道にコツコツ続けると脳が変化するというのは本当です。
アメリカの国立小児健康・発達研究所によると、神経細胞を10分おきに3回刺激すると記憶は消えることがない、長期記憶に変化するそうです。
その刺激をさらに繰り返すと、脳の中でその部分が占める割合がより大きくなるといいます。
神経細胞を10分おきに3回刺激すると
このメカニズムはこうです。
脳に集まっている脳神経細胞は互いに結びつき、ネットワークを形成しています。
ネットワークは外部からの刺激で変化し、同じ刺激を受け続けると、神経細胞同士をつなぐ接合部分(シナプス)の受容体が大きくなります。
受容体が大きくなると、外部からの情報が通りやすく、処理しやすく、理解しやすくなるというわけです。
その結果、英語を学び続ける人の脳は英語を理解しやすい脳に変化し、
数学が得意な人であれば、数学をさらに理解しやすい脳になり、
バイオリニストであれば指先を動かす運動神経や小脳が発達し、もっと指先が動くようになります。
刺激をし続けると長期記憶になるという脳の特徴を、上手に生かすために“継続すること”“コツコツ努力すること”はとても大切です。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
-
-
他人を否定することは脳にマイナス?!
中井 隆栄
-
-
マインドが変われば、あなたの世界が変わる
中井 隆栄
-
-
動物園のゾウはなぜ暴れないのか?
中井 隆栄
-
-
寝ている間に問題解決をする方法
中井 隆栄
-
-
「良い習慣」を身につけるためには?
中井 隆栄
- PREV
- 前提を組み込んで誘導する話し方
- NEXT
- 睡眠が幸せ脳を育てる