習慣や癖はこうやってできる
人間の記憶は、脳の神経細胞がネットワークを作った神経回路に、情報が蓄えられてつくられます。
例えば、あなたがゴルフを上手くなりたいと思って、プロのゴルフコーチに指導を仰ぎ、毎日練習するとしましょう。練習することによって、脳の中にゴルフ専用の神経回路ができます。
習慣や癖はこうやってできる
専用の神経回路ができると、情報はスムースに流れるようになり、そのうち体が無意識によりスムースに動くようになるのです。
この原理は習慣やクセがつくられる過程と同じです。
習慣やクセも毎日、毎日、その行動を繰り返したために専用の神経回路ができ、無意識に繰り返すようになったものなのです。
ゴルフの上達、習慣やクセ、全てが記憶の集積であり、記憶の集積は長期記憶となって脳から消えることがありません。
そのため、習慣やクセはなかなか変えられないのです。
そんな習慣・クセをやめたければ、また一から、新たに別の神経回路を作り、新しい情報を蓄積していくしかありません。
「ある習慣を変えるものは、新しい他の習慣だけであるという自然の法則」と『地上最強の商人』の著者オグ・マンディーノ氏は言っていますが、その通りですね。
習慣やクセをやめるには、今までとは違う記憶の集積を作って、新しい習慣をつくることです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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