いつも笑顔を絶やさないで〜
見るものによって気分が変わることってありますよね。例えば、人の顔の表情。
相手が笑顔だとこっちも気分が良くなり、相手が不機嫌な顔をしていると同じことをされても気分が悪くなるといった具合に。
でも、人は相手の表情を認識していなくても、気分を変化させるものなのです。
これは無意識感情と呼ばれており実験があります。
いつも笑顔を絶やさないで~
喉が渇いている被験者に、笑っても怒ってもいない普通の人の顔写真を0.5秒見せ、同じ写真を次に見せる間の16ミリ秒間に、笑顔かしかめ面をした写真を見せます。
16ミリ秒という短い間なので、被験者はサブリミナル効果のようにそれらの写真が挟まれていたことに気づいていません。
その後、被験者に飲み物を差し出すとある違いが生じたのです。
笑顔の写真が挟まれていた被験者は、しかめ面の写真が挟まれていた被験者より飲み物を多く飲んだ、という違いです。
そして、笑顔のサブリミナル画像を見せられた被験者は、怒った顔を見せられた被験者より、飲み物に対して2倍の金額を払う気分になったとか。
被験者は、笑顔や怒りの顔を見たとは自覚していないのに、飲み物の量や支払いたい金額に差が生じたのです。
人は自覚していない刺激によっても気分や行動が変わるのですね。笑顔が無意識に及ぼす力もすごいですよね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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