「人」にしかできないサービスを探求する
今回は「近未来の社会動向予測」についてお話したいと思います。
オックスフォード大学の2015年に発表された研究で「10年以内になくなる仕事ランキング」と言うのがあります。主なものをあげると・・・
- 銀行の融資担当者
- 不動産ブローカー
- 保険の査定担当者
- ホテルの受付係
- スーパーのレジ係
共通して言えるのは、どの仕事もAIに取って替わられるってことですね。
「人」にしかできないサービスを探求する
実際に、アジア社会を見ても、AI導入先進国であるシンガポールでは、「無人タクシー」が既に走っています。
東京でも昨年から「無人タクシー」の実験が始まりました。
スマホのアプリでタクシーを呼び、自分でドアを開けて乗車し、カーナビで行き先を入力し、クレジットカードで決済して降車する。まさに「無人」です。
ピザの宅配バイクもどんどん減って、ドローンに変わっていっています。
スマホで、注文して、カード決済。タワーマンションのベランダにドローンが届けてくれます。
実際に日本でも、フロント係がロボットのホテルが開業し、話題になっていますが、日本も遅かれ早かれシンガポールのようになるでしょう。
また、「空飛ぶ自動車」の実験も昨年から始まりましたね。
私が子供の頃のSFの世界が、どんどん現実化しようとしています。まさに、映画「ブレード・ランナー」の世界です。
「10年以内になくなる仕事ランキング」は、2015年の調査ですから、後6年!!!のんびり構えている場合ではありません。
AIの進化によって、人手が要らない社会が間近に迫っています。
あなたは、「エクサスケール」って聞いたことありますか?次世代スーパーコンピューターのことです。
今のコンピューターと比較して何が違うの?そう思われた方も多いと思います。
エクサスケールは、1秒間に100京の計算ができる、本当にスーパーなコンピュータなんです。(1京=10,000兆)
エクサスケールが完成すると、今まで人間が作っていたAIを、AIがAIを作ることができるようになるんですね。
AIがAIを作る・・・・・どんなものができるのか?もう、想像がつかないですよね・・・
私の経営する会社では、昨年度の2018年という年を、エクサスケール時代になっても生き残れるように、「ヒューマン・タッチ」というテーマを掲げて「人」にしかできないサービス「私」にしかできないサービスを、探求する年という位置づけにしました。今年度も、引き続き、この路線でいきたいと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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