“勘”は決して曖昧ではない
直感とひらめきの違い、なんとなく分かりますか?
「直感」は、自分でも理由がよくわからない、ただなんとなくこうだと思うんだよね〜という漠然とした感覚です。
一方、ひらめきは思いついた直後にその理由が分かることです。「これがこういう理由で、ああなってだからこうなんだ。」と、それまで説明できなかったことが今なら説明できるという感覚です。
“勘”は決して曖昧ではない
直感とひらめきのうち、直感は正しい直感で行動すると良いと言われますが、なぜでしょう?
まず、ひらめきは理屈や理論に基づく判断で、大脳皮質が働いていると考えられています。
一方、無意識に出てくる直感は、大脳基底核と呼ばれる部位が担当しており、働く脳の部位が違うのです。
直感とは、言い換えれば“勘”です。目分量や感覚で作業をしている職人さんや料理人に「どうしたらそんなに上手くできるのですか?」と聞くと「勘だよ、勘」という答えが返ってきたりしますよね。この“勘”が直感で、ある意味、一つの能力なんです。
大脳基底核から生じ、当てずっぽうのようで、そうではない能力の一つである私達の直感は当たっているのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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