シータ波が出ていると。。。
脳波というのは出てくる脳の部位が違います。シータ(θ)波は海馬周辺から、アルファ(α)波は主に大脳皮質から出ているのです。
シータ波は睡眠や瞑想状態の時に出る脳波だと言われていますよね。
また、新しい場所に来たときなど注意が外の世界に向いているときにより強く出たり注意力が高まると測定される脳波です。
シータ波が出ていると。。。
そのシータ波を測る際、頭皮の表面から測定することはできず、脳の奥深くにある海馬まで細い電極を刺して計測します。
海馬を脳から取り出して測定することもできますが、脳から取り出された海馬はシータ波を出さないのです。
シータ波を出すには、アセチルコリン受容体を刺激する、特殊な薬をかける必要があります。
脳でアセチルコリンがあるのは中隔野という部位です。
この部位が海馬と連絡を取り合い、シータ波が生まれているのです。
シータ波が強く出ている時の方が、試験の成績が良いとか学習しやすい状態になるといわれており、我々の必要に応じて、自由にシータ波を生み出せることができたら理想ですよね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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