雪の女王
「Let it go~, let it go~ ・・・・・」
このサビの部分が、最近頭から離れません!
第86回アカデミー賞で、長編アニメーション賞と主題歌賞を受賞したディズニーアニメーション「アナと雪の女王」。
主題歌の「Let It Go」とともに興行でも歴代記録を塗り替える大ヒットを記録し続けています。
この作品は、アンデルセンの「雪の女王」にインスピレーションを得て作られたと言います。
私の大好きなウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオズが製作した、アニメーション、ミュージカル、ファンタジー映画です。
雪の女王
ウォルト・ディズニーがあるインタビューで、「私たちの会社は、子供向けの映画を作っているのではない。人はいったい、いつから子供の心を失うと言うんだい?」と、言っているように、大人も子供も、若者も・・・みんなが楽しめるというコンセプトだからこそ大ヒットするんでしょうね。
テレビやコマーシャル、You Tubeで流れる主題歌の「Let It Go」が、当分、私達の頭から離れることはなさそうですね(笑)
そして、このアニメの影響で、最近若い女の子が登場人物アナの髪型を注文するケースが増えているそうです。
渋谷の街で「アナ」風の髪型をした人をあちこち見かける、、、そんな想像をするだけで、おもしろおかしくなりますよね。
実はここに、ある人間の心理を見ることができるのです。
人間には常に、他人と同じものを欲しがる心理が働いていると言われています。
その心理を司るのが、視床下部の三大欲望の一つ「集団欲」と呼ばれるものです。
「集団欲」とは、集団で流行っている物や行動、考え方から逸脱したくないため、その対象が欲しくなったり行動を真似したりする欲望のことだそうで、、、
その結果、物欲が起こり、購買が促されるそうです。
「アナと雪の女王」を観るために映画館に殺到するのもアナの髪型を真似るのも、そのグッズを購入するのもすべて、集団欲より生まれているのです。
個人主義の時代だとか、多様性が尊重される時代になったといわれる一方で、そもそもの脳の仕組みは以前と変わっていないため、人が他人と同じものを欲しがり、購入してしまう行為はいつも続いているのでしょう。
逆の見方をすると、「集団欲」をくすぐる物やサービスは、ビジネスにおいても、映画でも成功するということになりますよね。
それでは今日も、充実した1日をお過ごしください。
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