マネジメントとセルフマネジメントの共通点
ピーター・ドラッカーは『経営者の条件』の中で、成果をあげるために具体的に何が必要かを説いています。その中で、彼は5つの能力を高めれば、成果をあげることができると言っているのです。
5つとは、「時間管理」「貢献」「強み」「集中」「意思決定」のことです。実はこの5つ、経営者と社員の両方に必要な要素になっています。
マネジメントとセルフマネジメントの共通点
つまり、マネジメントとセルフマネジメントは、同じことで社員も経営者意識を持つことが大切だというのです。
なかでもドラッカーは特に「強みを生かす」ことを重要視しています。これは、船井幸雄先生が説いていた、長所伸展の法則と同じで「弱みを克服するよりも、強みを伸ばすことを考えるべきだ」という考え方です。
人間は得意、不得意があって当たり前ですよね。全てパーフェクトにこなす人間はごく少数です。
組織は、いろいろな得意分野を持った人が集まることでより強い力を発揮するようになります。セルフマネジメントで個人の強みをさらに伸ばし、組織のマネジメントが各個人の強みに注目して引き上げてあげることが大切ですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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