年齢をサバ読みすると、脳が元気になる?
人間の脳は、褒められると元気になるといわれます。
人間はそもそも褒められて伸びる生き物だと思われていますが誰でも他人から認められたいという欲求を持っています。
そのため、他人との交流が少なくなり、褒められる機会がなくなってしまうと、悩みやストレスを抱えるようになるのです。
恐らくその状況に一番陥りやすいのがある程度の年齢になり、仕事や社会から退いたシニア世代の方々です。
年齢をサバ読みすると、脳が元気になる?
年をとり年齢を重ねると、社会との接点がなくなり評価される機会も少なくなります。
脳を活性化するには、評価される機会を増やすことが大切なのです。
例を挙げてお話しましょう。
ケンタッキー・フライドチキンで有名な、カーネル・サンダースは64歳のときにフランチャイズ・ビジネスを始めました。
そして73歳のころには、チェーン店の数は、600店を超えこの年齢で、やっと商売の権利を売却し、一線から退いたのです。
そんなサンダースがフライドチキンのレシピを全米に売り歩いたのも、お客さんから「おいしい」という評価を常に受けていたからなのです。
その評価が、自分の作ったものは社会に役立つ、お客さんに喜んでもらえる、という自信につながったのです。
このように、評価され、満足している人の脳の中ではドーパミンと呼ばれる神経伝達物質が分泌されます。
そしてこのドーパミンの分泌により、脳神経細胞が活発化し、脳がどんどん元気になっていくのです。
人間の脳は30歳前後で成人を迎えます。
ですが、誰かに褒められる脳というのは、生涯現役でいられるのです。
最近、褒められたことがない・・・・という人は自分で自分を褒めましょう!脳がどんどん元気になるはずです。
それともう一つ、脳を元気にするおもしろい方法があります。
それは、「自分の年齢をサバ読みする」というもの。
70歳という年齢の人が、自分は50歳だ!と思って行動すると自然に体を動かすようになり、行動範囲も広がるといいます。
普通に、自分はもう70歳だから、、、と思うと、70歳の行動しかとれなくなってしまうのですが、50歳だと思ったとたんイキイキした行動がとれますし、脳もイキイキしてくるのです。
いつまでの元気でいるために、人から褒められるように意識しそれが難しければ、自分で自分を褒めたり自分の年齢を10歳~20歳ぐらいサバ読みしてしまいましょう!
それでは今日も、充実した1日をお過ごしください。
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