脳は自発的に動かそう
私達人間は、意識より意識以外で、より多くの知識を持っています。
顕在意識で自覚している知識より、潜在意識で持っている知識の方が多いということです。
実際に脳は、意識的な注意を払うより、自発的に動かした方が正確さと効率度が上がります。
脳は自発的に動かそう
例えば、被験者が目の前にある4つの箱のうち、1つが明るくなった時、手元のボタンを押すという実験をしました。
慣れてくると、時間の経過とともに速く正確に押せるようになります。
次に被験者は、実験結果を見せられて学習することが求められます。
その後、再度実験を行うと被験者のボタンを押すスピードと正確さが低下したのです。
これは、無意識とその正確さを表しています。
学習する前は無意識に反応する力に任せていたものの、学習後は複数の選択肢から時間をかけて決断をするという考察過程が増えたため、反応時間が長くなったのです。
このように人間の脳は、決まった行動であれば意識的な努力がなくても処理することができます。
考えれば考えるほど、正確さと効率も下がり、正解がわからなくなるというのは、意識の領域を使っているからなのかもしれません。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
- PREV
- どんな気分で生きていきたい?
- NEXT
- 成功者は定義が明確である