虹は本当に7色か?
大空に掛ける7色の橋と聞けば、誰もが「虹」を思い浮かべるでしょう。
「虹」は、古来より馴染みの深い自然現象ですね。
あなたは、虹を見たとき何色に見えますか?「7色」ですよね?
では、虹は、本当に「7色」なのでしょうか?
虹は本当に7色か?
太陽光をスペクトル分光とすると、光の波長は連続量であって、7つに分けられるものではないことに気づきます。
実際、虹を7色とする国は珍しく、イギリスやアメリカでは、虹は6色とされているし、フランスや中国では5色、琉球王国(昔の沖縄)にいたっては2色とかなり少ないのです。
同じ虹を見ても、文化背景によって心に浮かぶ色数は異なります。
つまり脳は、目の前にある事実ではなく「思い込み」という色眼鏡を通した虚構を眺めていることになります。
また、先に誤った情報を与えられると、脳は錯覚を起こしてしまい、与えられた情報に近い反応をしてしまいます。
なぜなら、人は「先入観」を持っているからです。
「先入観」に踊らされてしまい、本来の通りに正しい答えを出すことができないのです。
また、料理に関していえば、味だけでなく盛付けや食器や雰囲気までをも含めた総合芸術であるため、不味そうに見えてしまったら、その時点で失敗なのです。
先入観の影響は、料理だけではありません。
例えば、量販店では、テレビCMで見たことがあるブランドに思わず好感を持ってしまいませんか?
私たちの心は想像以上に外部情報に操られているのかもしれません。
しかし逆に、人のこんな性癖にこそ意外なビジネスチャンスが隠されているのかもしれません。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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