脳の中には”幸せ度”の目盛りがある
「ポジティブ心理学」という学問分野をご存知でしょうか?
「ポジティブ心理学」は、それぞの脳の中に設定された「幸せ度」があると教えています。
「幸せ度」というのは、その人がだいたい日常的に感じている「幸せのレベル」のことです。
どんな時でも幸せだと言える楽観的な人もいれば、どう努力しても幸せを感じられない悲観的な人もいます。
この不思議な違いをもたらすものが、個人の「幸せ度」です。
脳の中には”幸せ度”の目盛りがある
研究によれば、人生に何が起ころうと、人は「一定の幸せ度」を維持しようするそうです。
幸せ度は「意識的に変えようとしなければ」いつまでも同じ値に留まります。
良い経験であれ、悪い経験であれ人はそれぞれ設定された幸せ度に戻ってきます。
ただし、例外が3つあります。
1) 配偶者を失った場合(安定値に戻るのに時間がかかる)
2) 慢性的な失業状態にある場合
3) 極度の貧困状態にある場合
では、「幸せ度」とは生まれつき決まっているのでしょうか?それとも育った環境によって違ってくるのでしょうか?
幸せ度を左右するのは「50%が後天的な要素」があるようです。
人生のかなりの部分を経験によって変えられます。
環境要因は、幸せ度にたった10%しか影響を与えず、あとの40%は、習慣的な考え方や気持ち、使う言葉や行動により決まります。
40%を変え、高めていくことによって、脳が生み出す「幸せ度」をコントロールすることができるのです。
たとえ恵まれた環境に生まれなかったとしても、後からその設定値を変えれば、どんどん幸せになれるのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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