質問が問題を解決するには?
世界的に有名なオーストラリアのコーチデービッド・ロックをご存知でしょうか?
デービッド・ロックは以前、コーチングが脳にどのような作用を起こすのか興味深い話しをしていました。
そもそもコーチングとは、質問をすることで気づきと行動変容をもたらすもの。
デービッドは、コーチングで相手に気づきを与えたら、すぐその場でヴィジュアライズ(見えるようにすること)が大事だと言っています。
コーチングで一番重要なのは、行動変容を起こしてもらうことです。そして、人間は見えるものであれば行動に移せるというのです。
質問が問題を解決するには?
実際に頭でイメージできるものなら、実行できるイメージできないものは実行できない、これはまさに脳の仕組みそのものです。
さて、そのデービッドがコーチングの際にクライアントに問いかけるという7つの質問があります。
これらの質問をすることにより、クライアントに気づきをもたらし、ヴィジュアライズ(見えるようにし)最終的に行動を起こしてもらう質問のリストです。
主に、人間関係や、プライベート、ビジネスの悩みまで幅広く使えますので、ぜひ使ってみてくださいね!
デービッド・ロック〜7つの質問
1) How long have you been thinking about this?
どのくらい(の期間)そのことについて考えてきたのですか?
2) How often do you think about this?
そのことについて、どのくらい頻繁に考えますか?そのことについて考える頻度はどのくらいですか?
3) How important is this issue to you?
この問題は、あなたにとってどのくらい重要ですか?この問題の、あなたにとっての重要度はどのくらいですか?
4) Which part of this do you most need to think about?
そのことの、どの部分を一番考えたいですか?そのことの、どの部分が一番考える必要性が高いですか?
5) What’s the central issue here?
ここで一番重要な問題は何ですか?ここで中心となる問題は何ですか?
6) How clear are you about what you need to do?
自分がやるべきことについて、どのくらい明確に分かっていますか?
7) How could I best help you?
私にお手伝いできることはありますか?私にできる、一番いいサポートは何ですか?
以上です。
具体的に質問することで、問題が整理され見えるようになります。
その結果、取るべき行動がわかり行動変容につながるのです。
「デービッド・ロック〜7つの質問」ぜひクライアントに試してみてください。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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