変われない理由を誰かのせいにする・・・
「私は本当に変わりたいのですが、○○のせいで変われないんです」と、人のせいにしたり、環境のせいにしたいりする人がいます。
こういう人は、自分の変化を阻害している誰かがいる(何かがある)という客観的な事実があって、それを顕在意識で認識し、その後、潜在意識も納得していると思っています。
変われない理由を誰かのせいにする・・・
しかし潜在意識の中には、「自分は変わりたくない」という意思が先にあるのです。なぜ、変わりたくないのか?
1つ目は、脳の安定化志向です。
変化の幅が大きいと、脳は変わりたくないと判断します。
2つ目は、過去に変化を試みた際、痛い目や辛い目にあい、それがトラウマとなっているケースです。
変わりたくない本当の理由が明確化してしまうと、具体的な行動を起こさなくてはいけなくなります。
問題がはっきりした場合「変化するために努力するか」「現状を維持して妥協するか」どちらかを選択しなければなりません。
どちらも辛い選択なのでしたくない。だから脳は具体的な行動を起こさなくてもいいように、外部要因のせいで変わらないことにして、問題をあやふやなままにしておきたいのです。
本当に変わりたいと思ったら、まずは自分が潜在意識の中で何を恐れているかを知ることをするといいでしょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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