「あいづち」のテクニック
「相手の話に頻繁に頷かない。その分、頷く時にはゆっくりと深く頷いて見せること」
これが、カリスマとしてのサトルティ(潜在意識へのさりげない示唆)です。なぜこのサトルティでカリスマ性を醸し出すことができるのでしょうか?
「あいづち」のテクニック
その理由は「緊張と緩和の原理」です。
人の心を動かすためには、緊張と緩和を交互に使い分けるのがコツだと言われています。
人は、相手の頷く頻度が少ないと潜在意識的には微妙に緊張感が高まり、無意識に同意して欲しいという気持ちが高まってきます。
だからこそ、深く頷いてもらった時にホッとするし、受け入れてもらえた安心感が何倍にもなって感じられるのです。
受け入れてあげる側が「主」で、受け入れてもらおうと必死になっている側が「従」です。
頷きの少ない人の方が、相手をリードする「主」の立場を獲得することができるのです。
たくさん頷けば頷くほど、潜在意識的には、「この人は他人の話を聞く余裕もない人なんだな」という印象を相手に与えてしまいます。
合いの手のようにリズムだけで頷いたりせず、相手の話にじっと耳を傾け、大切なところでだけ深く頷くことを心がけてみてください。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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