予想外の出来事を切り捨てない
ノーベル賞を受賞するような革新的な発見の多くは、偶然によるものが多いのです。
では、どうして彼らはそのチャンスを活かすことができたのでしょうか。
そもそもこの賞を作ったアルフレッド・ノーベル自身がその偶然の中から、危険なニトログリセリンを安全に使用することができるダイナマイトを作り出しています。
予想外の出来事を切り捨てない
ノーベルは、自分の持っていたニトログリセリン工場の爆発で弟を亡くしました。
なんとかしてニトログリセリンを安全に使用できる方法をみつけたい!
強い動機から、ニトログリセリンを珪藻土に染み込ませて作った爆薬、ダイナマイトを生み出したのです。珪藻土に染み込ませることは「研究」によって発見したという説もありますが、一方で、容器に使われていた珪藻土にニトログリセリンが偶然染み込んだのを見て、安全に扱えるダイナマイトの発見に繋がっていたという説もあります。
大発見の場合、それは「運がいい」からだけではないのです。
大発見には、地道な研究と、偶然を理解しようとする探究心、好奇心が非常に重要になってきます。
私たちは、予想外の結果が出ると、それは間違っていると切り捨ててしまうことが多いものです。
しかし、本当に重要なことは、その予想外の結果に注目することなのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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