仕事の締め切りは一日に何度も作る
人間が最も一生懸命に仕事をするのはどんな時でしょうか?
それは作業の「やり始め」と「締め切り間際」です。
やり始めは、作業も新鮮でやる気も持続しているから仕事がはかどります。
また、締め切り間際は説明しなくてもわかりますよね?
仕事の締め切りは一日に何度も作る
世の中には具体的な締め切りが近づかないと何も手をつけようとしない人が実に多いものです。
すると、中間は中だるみして作業量が少なくなります。
仕事の効率が悪くなるのです。
それを解決するのは、やはり「細分化」です。
会議と同じように、大きな仕事の単位を小刻みに区切り、あらかじめ締め切りをたくさん作ります。
締め切りを細かく設定していくと、作業の最初と最後の区切りが多くできるので、中だるみしなくなります。
人間の脳はいくら働いても疲れないので、なるべく中だるみを無くして使い続けるのが効率的なのです。
脳は働き者であると同時に非常に真面目です。
仕事が終わって達成感が生まれると、それに反応して「やる気」が出て、また仕事をしたがるのです。
下手に休ませるよりも、仕事をさせ続けた方が脳は喜びます。
つまり締め切りを細分化することによって「小さな達成感」をたくさん作ることが重要です。
うまく締め切りを作るポイントは、自分自身で締め切りを区切ること、締め切りのハードルを高くしすぎないこと、前倒しの予定にすること、締め切りは人に区切られると従いたくなるものなので、必ず自分で決めるのがポイントです。
また、守れない締め切りを作っても仕方がないので、自分の力でできる無理のない締め切りを設定してください。
締め切り効果に自分へのささやかな報酬を絡めると、効果はさらに上がります。
「今日の締め切りを守られたらあれを食べよう」「今週の締め切りを守られたらあれを買おう」と、報酬も細分化するのがコツと言えます。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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