時間は未来から過去に向かって流れている
多くの人たちは、時間というのは過去から未来に向かって流れていると思っているかもしれませんね。
この考え方は、創造主が世界を作ったというユダヤ・キリスト教の伝統的な時間観に過ぎません。
創造主のいる宗教では、絶対神がビッグバンを引き起こし、宇宙を想像したことから全てが始まっていて、そこから次々と玉突き的に因果が起こって現在まで来ていると考えることになります。
創造主を持つ宗教では過去に現在を決めている、過去の出来事が現在の原因であると解釈される事になります。
過去の因果によって現在、そして未来があると考える限り、自分自身で明るい未来を切り開くことなどできません。
時間は未来から過去に向かって流れている
過去が現在や未来を決めているのだとしたら、現在や未来は過去に起こったことから生じる必然という事になりますから、私たちはそうやって過去からやってくる現在や未来を何もできずに黙って受け入れるしかないという事になります。
「時間は過去から未来へと流れているのではなく、未来から過去へと流れている」のです。
いま、現在だったことはちょっと前の未来です。
今現在やっていることが、1時間後には、1時間過去になります。つまり現在が過去になるのです。
あなたのいる位置が現在とすると、あなたに向かって未来がどんどんとやってきては、過去へと消えていっているわけです。
未来とは無限の可能性のことであり、過去ではなく、さらに未来の因果によって決まるものです。
過去の出来事に「ああすればよかった」などと、後悔をしても何も意味がない、つまり過去に縛られる理由などどこにもないということなのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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