長所と短所は一対
本来、長所と短所は一対のものです。
捉え方によってどちらにもなるわけで、「自分には何の取り柄もない」と言う人は、短所の側面ばかりをみていることが多いのです。
その原因の大部分は、親にあります。
子供の頃、親から「お前は頭の回転が早くて、決断力もあるなあ」と言われて育った子供は、何でもすぐにやることを長所だと思って自信を持てるのに対し、「お前はせっかちで、落ち着きがない」と言われて育った子供は、そのことを短所だと思ってしまい、どんどん自信を無くしてしまいます。
長所と短所は一対
そこで自分の短所を書き出してみて、その反対を考えてみるというトレーニングをやってみてください。
このように物事の解釈を後で変換する手法を「リフレーミング」と言います。
短所の数だけ、長所があります。
だからあなたは、あなたのままで素晴らしいのです。
自分の長所がなかなか見つからない人のために、長所が簡単に見つかる方法をご紹介しておきましょう。
それは、心理学で「投影」と言われているもので、鏡の法則とも呼ばれています。
相手の中に見える長所は自分の長所、相手の中に見える短所は自分の短所だということです。
人というのは、自分の中にあるものを相手に投影しています。
わかりやすく言うと、相手のいいところを発見したら、それは自分のいいところでもあり、逆に相手の悪いところが見えたらそれは自分の悪いところでもあると言うことです。
したがって、「自分には長所がなくて・・・」と悩んでいる人は、周りの人の良いところをたくさん探してみてください。
貴方の長所コレクションがどんどん増えていきます。
長所コレクションがたくさんたまってくると、自分に自信が持てるようになるはずです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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