夢は大きく、目標は高くはウソ?
よく「夢は大きく!」とか「目標は高く!」と言われることがあります。しかし、実はこれは間違いです!
一部の人には有効なのですが、多くの人にとっては「大きな夢や高すぎる目標」は逆効果となります。
なぜなら、脳には安定化指向があるため脳が大きな変化を受けつけないからです。
夢は大きく、目標は高くはウソ?
一部の人というのは、「目標型」の人のことです。
目標型の人は「目標を高く設定したことで成果が出た」と信じているので、その話をします。
確かにそれは間違っていないのですが、世の中の8割の人は目標型ではありません。
金メダリストの話を聞いて、その通りやってもそう、うまくはいかないですよね。
8割の人にとっては、「目標は低く」が正解なのです。
小さな変化が積み重なって変わっていくのが、脳の自然なメカニズムです。
したがって、変わろうと思ったら、脳に気づかれないくらいの小さな変化を毎日少しずつ長期間にわたって行う必要があります。
ところが、ほとんどの人は高い目標を掲げて、大きな変化で、期限を切って短期間で変わろうとします。
これは、脳にとっては逆効果になります。多くの人が変われない理由はここにあるのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
-
人材が育つ“考えさせる問い”
中井 隆栄
-
会社を辞めて起業するタイミング
中井 隆栄
-
何に使う時間が一番大事か?
中井 隆栄
-
アドラーは「決断」について・・・
中井 隆栄
-
誰でもできる!記憶力がよくなる方法
中井 隆栄
- PREV
- 風水住宅とビジネス環境
- NEXT
- 長期記憶と短期記憶の仕組み