覚えたことを忘れにくくする方法
勉強法を間違えると忘れることが速まったり、覚えたことが混乱します。
では、覚えたことを忘れにくくするには、どうしたらいいのでしょうか?
覚えたことを忘れにくくする方法
まず、単語を10個覚えてください。
せっかく覚えたその単語も時間が経てば自然と忘れていきます。
当たり前ですが、いつかは10個全部をすっかり忘れてしまうでしょう。
しかし、それは本当に脳から消え去ってしまったのでしょうか?
そうではありません。
試しに、単語を完全に忘れてしまった後に、全く同じ10個の単語を再び暗記し直してみましょう。
そしてもう一度テストをしてみます。するとどうでしょう。
1回目のテストの時と比べて、今回の方がよく覚えていることに気づくはずです。
2回目は忘れにくくなっているのです。
そして3回目、4回目と繰り返すと、さらに忘れにくくなっているのがわかるでしょう。
それにしても、暗記を繰り返すとどうしてこのように記憶力がアップするのでしょうか。
実は、その単語は、脳から完全に消されてしまった訳ではなかったのです。
ただ思い出せなくなっていただけで、ちゃんと脳の中には残っています。
実際には無意識の世界にしっかりと保存されているのです。
ただし、それはあくまでも潜在的な記憶ですから、思い出すことができなかったわけです。
学習を繰り返した場合、無意識の記憶が気がつかないうちに暗記を助けて、テストの成績を上昇させるのです。
だから、学習を繰り返すとまるで記憶力がアップしたかのように感じるんですね。
つまり「復習」が大切であることがよくわかります。
復習すれば忘れる速さが遅くなるのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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