見知らぬ人を大切に扱う習慣をつける
私は18歳〜22歳と27歳〜30歳までの合計7年間、飲食店の店長として毎日、店に立って接客をしていました。
お客様の中には「ごちそうさま、いつもありがとうね」とか「また来るよ」と、帰り際に声をかけてくださる感じのいい人もいれば、ムスッとして何も言わずにおつりを受け取って帰る感じの悪い人もいます。
一番たちが悪いのは、店のスタッフに対して「俺はお客様だから偉いんだぞ」というような横柄な態度を取ったり、VIP扱いを要求したりするタイプの人です。
このタイプの人は、お金を払えば何をしてもいいと思っている、かわいそうな人たちです。
きっと職場でも家庭でも誰からも尊敬されていないことに対する反動が、お客様という立場になってお酒が入ると一気に吹き出すのでしょう。
見知らぬ人を大切に扱う習慣をつける
私は仕事柄、接待に招かれる機会が大変多いのですが、初めての方から接待を受ける時には、その方の店のスタッフへの態度や口の利き方を特に注意して観てみています。
店のスタッフや自分の部下に対する、その方の普段の態度や口の利き方が自然と出るからです。
お酒が入ると、もっと極端に出ますし、二次会へタクシーで移動する際のタクシーの運転手さんへの言葉遣いなどでも同様です。
私は、どんなに条件の良いオファーでも、そのような性格の人と一緒にチームを組んで仕事をする気になれないので、仕事をお断りさせていただくことがあります。
では、あなたがお客様を接待する時や上司と飲みに行く時に、どのような態度でお店のスタッフに接すれば良いのでしょうか?
お店のスタッフには親切・丁寧に、何事にも感謝の気持ちを持って接するのです。
同席している得意先や上司はあなたのその態度を見て「この人に仕事を任せて間違いない」と思うはずです。
お店のスタッフやタクシーの運転手さんなど、見知らぬ他人ではありますが、会話を交わす人たちへの態度や言葉遣いは無意識の習慣です。
見知らぬ人を大切に扱う習慣の付いていない方は、今日から自主トレを始めましょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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