アドラーは「決断」について・・・
「やる気がなくなった」のではない。「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ。「変われない」のではない。「変わらない」という決断を自分でしているだけだ。という名言を発したのは、オーストリア出身の心理学者アルフレッド・アドラーです。
私達はときに、様々な理由を見つけては決断を先延ばしにします。
アドラーは「決断」について・・・
まだスキルが伴っていないから・・・もう少し利益が出るようになってから・・・家族が反対するから・・・人によってはどうしようもない理由があるかもしれませんが理由を挙げて行動や決断を先延ばしにしてしまいます。
しかしそれは、行動しないという決断をしているに過ぎません。
また準備が整うまで待っている条件や能力、スキルは、ほとんどの場合時間が経てば満たされるというものではありません。
むしろそこで決断するからこそ加速されるものが多いのです。
例えば、決断のスピードは決断によって加速されます。
車を運転していて急に人が飛び出してきたなんてときには、ブレーキを踏もうか踏むまいか迷っている暇などありませんよね。
とっさの判断が、成否を分けるはずです。
それは車を運転するという行動の決断をしているからこそ運転時に起こる数々の出来事や障害に対してとっさの判断、決断ができるようになるのです。
つまり車を運転している際の、決断のスピードが上がるのです。
このような決断スピードは、持って生まれたものではなく経験により状況判断がすばやくなり、クリアな判断ができるようになるのです。
決断のスピードを速めることができるのもそれ以前にその行動をとることを決断しているからです。
様々な行動のスピードは、決断をすることでついてくる強化されることが往々にしてあることを覚えておきたいですよね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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