寝る前の5分間で明日の仕事を終わらせる
人間は睡眠中に夢を見ますね。
夢は記憶の断片をつなぎ合わせて、新しいストーリーを作っています。
ここで注目してほしいのは、夢に現れる情報は睡眠直前のものが多いことです。
就寝の時点から時間がさかのぼるほど睡眠の中では再生されにくくなります。
眠る5分前と1時間前では、5分前のほうが鮮明に覚えているのです。
寝る前の5分間で明日の仕事を終わらせる
特に大事なのは、明日すべき仕事を整理したアクション・リストで、優先順位の高い方から脳にインプットします。
また重要なのは、その仕事を「達成したイメージ」を持つことです。
人間の潜在意識は「本当か嘘か」という区別がつきません。
また、潜在意識はイメージで活動しているので、きちんと「達成した」イメージが持てれば、潜在意識はあなたがこの仕事を達成したものと思い込んで働くのです。
次に「達成のためのプロセス」をなるべく具体的に思い浮かべてください。
そのために必要な、あなたが明日行うであろう具体的な行動の「最初の一歩」を過去完了形で書きます。
例えば、ワインの特別割引のための仕入れ業者との交渉なら、最初の一歩である「仕入業者との打ち合わせの席に臨んだ」と書きます。ここで大事なのは「過去完了形」で書くこと!
潜在意識は本当か嘘かの区別がつかないため、すでに「席に臨んだ」ものと思い込み、自動的にその次に取るべき行動を考えてくれるのです。
そして、あとは眠るだけです。
すると翌朝には、すでに「達成した」仕事として脳の中に必要な手順が準備されているというわけです。「達成した」ヴィションが明確なので、同じ仕事でも、短時間でクオリティが高い、やり直しのない仕事ができるようになるのです。
こうして、眠っている間の脳の働きを利用して、仕事を効率的に進めることが可能になるのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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