1日6時間寝ないと記憶はなくなる?
潜在意識を意識的に使って仕事をしたり、願望を実現させていく上で、非常に重要なことがあります。
それは、睡眠です。
睡眠は、1日最低6時間(成人の平均値)以上は必要です。
なぜなら、睡眠は肉体を休めるだけでなく、脳が起きている間に五感を通じて入ってきた情報を睡眠中に、記憶しておく必要のあるものと不要なものに整理する時間があるのですが、それには6時間かかるためです。
1日6時間寝ないと記憶はなくなる?
記憶は、五感を通じて脳に入ってきますが、脳には「海馬」と呼ばれる場所が両耳の奥あたりに2ヶ所あり、ここで記憶を一時預かりします。
そして、寝ている間(夢を見ている間)に海馬の中で、必要な記憶と不要な記憶に分ける分別作業を行います。
24時間分の記憶を分別する作業に6時間かかるわけですから、もし、3時間しか睡眠をとらないと12時間分の記憶データが分別できないことになります。
この場合、海馬は分別作業が未処理の12時間分のデータを分別不能として、あっさりと全て消去してしまいます。
学生時代に徹夜で試験勉強をした経験は誰しもあると思います。
一夜づけで覚えた試験問題は、試験当日は解答できますが、もう一晩寝るとすっかり忘れてしまったという経験はありませんか?
これは、海馬の働きによるものです。
徹夜して覚えたデータは、24時間は海馬が記憶していますから、翌日の試験の時は覚えていますが、6時間寝ていないために記憶の分別作業ができずに、もう一晩寝ると海馬が全て消去してしまうのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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