ビジネスの広がりは、垂直展開と水平展開
商品やサービスの広がりは、垂直展開と水平展開の2つの軸で考えることができます。
垂直展開とは、顧客が自分の消費活動の中で、あなたの会社の商品をどれだけ使う余地があるか?どの程度、購買をリピートしてもらえるか?同じ商品やサービスをリピートしないのであれば、あなたの会社の他の商品やサービスをどれだけ使ってもらうことができるのか?ということです。
ビジネスの広がりは、垂直展開と水平展開
あなたの商品は、1人の顧客に何度もリピートして買ってもらえるものか、もしくは1度買ったら終わりの商品なのか。
この問題は、ビジネスを組み立てていく上で大変重要な要素になってきます。
前者と後者では1人あたりの購買金額が何倍にも、いや何10倍にも変わってくるかもしれません。
特に一生に1度しか使わないような商品は、垂直展開が難しくなります。
また、Aという商品は1度買ったら終わりですが、シリーズでB、C、Dと1回ずつだけれども売れるというビジネスも垂直展開に入ります。
垂直展開とは、1人の顧客の周りの人々をどれだけ引き込めるかということで、家族から始まって親戚、友人、同僚などに、口コミであなたの商品やサービスをどれだけ買ってもらうことができるか、ということです。
この商品のポイントはズバリ、口コミをしやすいかどうかです。反対に口コミがしにくい商品は、その商品を使っていることを人に言うのが恥ずかしいとか、知られたくないといった商品です。
垂直展開と水平展開の両方が可能(「両面展開」と名付けました)な商品やサービスであれば、1度顧客を獲得すると、次々と他の商品やサービスのアイテムが顧客の生活の中に入り込み、顧客の周りの人々に広がっていきます。
両面展開は資本力のない会社や個人事業主にとっては、極めて有利な戦略といえます。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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