運動するほど頭がいい?
運動と脳とは関係ないように思いますが、重要な結びつきがあります。
なにせ、脳から筋肉を動かせという命令ができなければ、走ることもできませんし、歩くことも無理なのですから。
運動神経の中枢は大脳の前頭葉にあります。
運動の命令はそこから出されているのです。
脳の血液の流れ具合を見る器械を使うと、手足を動かせという命令が出る前に、大脳の運動神経の中枢部分では、すでに脳の血流が増えていることがわかります。
ということは、運動をすることで結果的に脳も使っていることになります。
運動するほど頭がいい?
動かす筋肉が大きいほど、脳への刺激も大きくなります。
ということは、太ももを動かすのが一番ということになります。
だから、走ったり、歩いたりが運動の中では一番脳を刺激するのです。
最近の研究では、毎日運動をしている人の方がアルツハイマー病が少ないことがわかっています。
その理由の一つとして、運動による脳血流量の改善が考えられています。
ダイエットも兼ねて適度な運動となると、1日20分くらいの早歩きで十分です。
通勤のとき家から駅まで早歩きをすれば、十分な運動量となり、脳の活性化につながります。
散歩はただ外を歩くだけも季節の変化を感じ、花や木々の変化を見ることができます。
こうした視覚的な情報がいくつも入ってきて、複数の感覚を同時に刺激することは、脳をさらに鍛えることになります。
花の匂い、街の匂いを感じれば、嗅覚の刺激になります。
歩くと同時に街の中の変化、あるいは、通ったことのない裏道を歩くことでも、脳への十分な刺激になるのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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