幸せ脳の基本は「朝ごはん」でつくられる
私たちは毎日、食事によってタンパク質、炭水化物、脂肪といった様々な栄養素を取り込みます。
しかし、脳が摂取することのできる唯一の栄養源は「ブドウ糖(グルコース)」だけだということを、あなたは知っていましたか?
なぜ、私たちの脳は、ブドウ糖(つまり糖分や炭水化物が分解されたもの)だけしかとることができないのでしょうか?
幸せ脳の基本は「朝ごはん」でつくられる
私たちの脳は超高性能な臓器であるがゆえに、繊細で傷つきやすいものです。
もし、食事を通じて脳へ毒や免疫など異物が入ったとしたら大変です。
ですから私たちの脳は、食事を通じて摂取した栄養素の中から、ブドウ糖だけを選んで摂取するという方法を選んで、毒や異物が脳へ入らないようにガードしているのです。
朝起きたての私たちの脳の温度は体温とほぼ同じですから、脳の温度も朝起きたてが一番低くなります。
1日を効率的にスタートさせるためには、冷えた脳を暖めてあげることが有効です。
朝食を摂ることは、脳のウォーミングアップになるのです。
「百ます計算」で有名な元立命館小学校校長の陰山英男先生は、子供に「早寝、早起き、朝ごはん」を提唱されています。
百ます計算は、計算力だけでなく集中力もつくという子供の脳のトレーニングにはもってこいの方法ですが、夜更かしをして、朝ごはんを食べずにボーッとした状態で取り組んでも成果が上がりません。
しっかりと朝食を摂って、国語の教科書を音読し、脳が活性化した後に、百ます計算をするのが一番効果的だそうです。
最近は、朝食を摂らずに出勤する人も多いのですが、脳をイキイキ動かすためには、ぜひともご飯と具だくさんのお味噌汁を食べてください。
また、仕事や勉強をしていて「ちょっと疲れたな」と感じたら、脳の栄養補給として、アメ玉など脳がすぐに吸収してエネルギーに変えられるものを少しとりましょう。
”幸せ脳”には栄養が必要ですよね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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