人生における2つの道の歩き方
世界的に有名な女性指揮者、西本智美さんをご存知でしょうか?
イルミナートフィル芸術監督兼首席指揮者ロイヤルチェンバーオーケストラ音楽監督兼首席指揮者日本フィルミュージックパートナー、等々数々の業績と肩書きを持っていらっしゃいますよね。
音楽大学を卒業したからといって、必ずしも音楽家になれるのではありません。
学生時代からの転機の時には、必ず2つの道が見えてきて、その道を自ら選んできました。
重要な局面では、やはり自分の心と向き合いどちらがいいのかと自問自答していますね。
タイミングも大切です。
選んだ道を歩みながら、そこで最善を尽くすとまた道は2つに分かれる。そしてまた最善を尽くす。
その繰り返しが今日につながっています。“公益社団法人 日本青年会議所WE BELIEVE 2014.年3月号” より。
人生における2つの道の歩き方
学生時代から自分の道を自分で選んできた彼女。
これはできるようでなかなかできないことだと思います。
多くの人が、両親や家族の価値観を受け継ぎその影響を受けながら人生の選択をしています。
人によっては、両親や家族が望むからとその選択している人もいるでしょう。
その結果、多くの人が後々の人生で迷い苦しんでいます。
その点、彼女は、若い頃から確固とした自分の意思を持ち自分の道は自分で決めてきているのです。
傍からみたら、羨ましくも見えますよね。
彼女が、その選択をしていなかったら私達は、指揮者、西本智美に出逢えていないはずです。
巷には、、
「あなたもこれで成功できる」「これであなたも幸せになれる」という誘いがたくさんあり、私達はすぐに飛びつきます。でも、飛びつくのは自分自身で人生の決断や選択をした後です。多くの人が、あそこの学校が一番だと言われて有名学校に入りあの人は家柄がよいからと結婚したり、あそこは知名度が高い会社だからと入社したり・・・そうやって自分を失います。
自分にとっての幸せは何かを自分で探さないと人生をマインドコントロールされてしまうのが今の世の中です。
ビジネスでは、リスクや先のことを考えて行動せよ、常識や他人の評価を意識して行動せよ、といいますがビジネスの勝利者と人生の勝利者は異なります。
人生の勝利は、ビジネス的な選択をしないこと人生の分岐点で後戻りしないような選択をすることです。
では午後からも頑張っていきましょう!
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