楽しい記憶は、睡眠中につくられる
脳を意識的に効率よく使って仕事をしたり、願望実現をスピーディに行っていく上で、非常に重要なのが「睡眠」です。
人間にとって睡眠は、1日6時間(平均値)以上必要です。
なぜなら、睡眠は肉体を休めるだけでなく、脳が起きている間に、五感を通じて入ってきた情報を脳に記憶しておく必要のあるものと、不要なものに整理するのに約6時間かかるためです。
楽しい記憶は、睡眠中につくられる
記憶は五感を通じて、脳に入ってきますが、脳には「海馬」と呼ばれる場所が両耳の奥あたりにあり、ここで記憶を一時預かりします。
私たちが寝ている間に見る夢は例えていうと、一時的に海馬というビデオレコーダーに録画したビデオの映像を早送り再生して、必要か必要でないかをチェックする作業です。
一方嫌な記憶、忘れたい記憶など、不要な記憶は海馬でデータ消去されます。
海馬が記憶を完全に一時預かりできる時間は約24時間で、時間の経過と共にデータをどんどん上書き更新していきます。
学生時代に、徹夜で試験勉強をした経験は誰しもあると思います。
一夜漬けで覚えた問題は試験当日は回答できたのに、もう一晩寝るとすっかり忘れてしまったという経験はありませんか?
これは前述の海馬の働きによるものです。
徹夜して覚えたデータは24時間は海馬が完全に記憶していますから、当日の試験の時は覚えていますが、6時間寝ていないために記憶の分別作業ができずに、もう一晩寝たことで消去されてしまったのです。
せっかく、叶えたい夢や願いを紙に書いたり、言葉にしていても、睡眠時間が短かったり、良質なものでないと、脳はあっさりと破棄処分してしまうのです。
“幸せ脳”を作っていく上で睡眠時間がいかに大切かがわかりますね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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