自分の考えを言語化する方法
言語化の得意な人というのは、非常に多くの本を読んでいます。基本的に自分の中に入っているボキャブラリーの数が違うのです。
また、言語化が得意な人はアウトプットする練習を常にしています。人前で話したり、実際に文章を書いたり、長年にわたってトレーニングを積んできています。それを抜きにして簡単に強化するというのは難しいのではないでしょうか。
どうしても言語化が苦手という方は、話すことはできると思いますので、上手く質問してくれるパートナーを見つけ引き出してもらうといいでしょう。
自分の考えを言語化する方法
「今までで一番理想的なお客様はどんな人だったのか」という質問から、その顧客の名前やどんなところに住んでいるか、どんな仕事をして年収はどのくらいか、どんな価値観を持っているのかなど、どんどん聞き出してもらいましょう。
具体的な人物像が見えてきたら、その人と同じような価値観を持っている、もしくは同じようなライフスタイルをしている方を顧客として想定します。その上で、彼らに対して何ができるのか、どういう商品やサービスを提供するのかということを考えます。
いくつか候補があるときには、主力の商品や優先順位を決めます。最終的に顧客がどういうふうになったら、相手も自分自身もハッピーになれるのか、理想のハッピーエンドの状態はどういうものかを考えます。
どんどん聞き出してもらい、ミッションの3つのポイント、ミッション・ヴィジョン・バリューに当てはめて集約していく作業が必要となります。
仕事というのは、世の中にものすごくたくさんの種類があり、その中から1つを選んでいますね。
それには必ず理由があるはずです。
特に起業する人はそれなりの思いがあって起業するわけです。その思いがどこから来ているのか、自分の人生を振り返っていくことが大事です。
特に幼少期の両親との関係や、当時の両親の職業、仕事やお金に対する価値観などにかなり強い影響を受けているはずです。そういったところを振り返っていまきす。
すると、人生を生きていく中で親や学校の先生、友人などからさまざまな影響を受けて自分の価値観やセルフイメージが形成され、その結果として今の仕事を選んでいることに気がつくはずです。
私は、人生を振り返ってもらってからミッション作成のワークに入るというプロセスをすごく大切にしています。
だからこそミッションができた時に「ああ、本当にこれだった」「自分が求めているものが、ちゃんと言語化できた」という喜びと実感が得られるのです。
それでは、今日も充実した1日をお過ごしください!
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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